◆フィリピン人との婚姻トラブル
探偵事務所・興信所−東京探偵調査士会では、かねてから調査士会フィリピン支局を設置し、フィリピン関連の調査を行っております。フィリピン支局には、フィリピン人との婚姻トラブルのご相談も多くあります。その中でも、結婚したフィリピン人の妻の信用調査・身辺調査をしてみたところ、『実は別れたと言っていたはずの元夫と離婚が成立していなかった』というケースが多々あります。このようなケースは何故起きるのでしょうか？

◆フィリピンには離婚が存在しない？!
上記の様なケースが起きる理由、それはフィリピンには離婚が存在しないからです。
協議離婚制度の存在しないフィリピンで婚姻関係を解消する為には、「アナルメント」という婚姻解消判決を得なければなりません。しかし、そのためには相当なお金と時間が必要になるのです。このためフィリピンでは、結婚した者同士が「婚姻解消判決」も「婚姻無効判決」も得ること無く、単に別れて（別居して）他の人と同棲し子供を作るというケースが圧倒的に多いのです。
日本にいるフィリピン人女性が「前の夫とは別れた」と言っていたとしても、それは日本における「離婚」ではなく単なる「別居状態」であったというケースは少なくありません。



◆フィリピン人との重婚の危険性
そのようなフィリピン人女性が来日し、日本人男性と日本で結婚する場合は、やはりどうしてもフィリピンでの結婚を隠して、日本での結婚を成立しなければなりません。いわゆる「重婚」を企てます。
通常はフィリピンの役所で婚姻許可証を申請する際に、「婚姻記録不在証明書」（CENOMAR）という書類の提出をしなければなりません。実はここに落とし穴があります。多くの日本人男性は『現地の役所が証明する婚姻許可証があるのだから、婚姻記録はないのだろう』と思い込み、結婚をしてしまうのです。しかしフィリピンという国を日本と同じ様に考えてはいけません。「偽造CENOMAR」を作成したり、役所の職員と繋がりを持ちCENOMAR無しで許可証を作成してもらうこと等も可能なのです。

◆フィリピン人−結婚信用調査の必要性
このことからも、結婚を予定しているフィリピン人女性が、たとえ婚姻許可証を持っていたとしても、無闇に信用することは非常に危険なことだといえます。妻には相続権が発生します。そして何より、重婚は犯罪です。今お付き合いされている相手（フィリピン人）が怪しいと思われた場合は、調査士会−無料電話相談センターまでご相談下さい。



調査士会フィリピン支局では、フィリピン人の結婚信用調査も随時受け付けております。「相手（フィリピン人）の本当の婚姻関係について知りたい」、「現在の婚姻状況が重婚かどうか調べたい」、「重婚を理由に、現在の婚姻関係を解消したい」という方は、お近くの調査士会−無料電話相談センターまでご相談下さい。フィリピン支局担当者が、２４時間無料でご相談に応じております。

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