◆なくならない「いじめ問題」
今も昔もなくならない問題、それが「いじめ問題」です。大人の社会にも子供の社会にも存在します。
最近はそのいじめが多様化・凶悪化し、自殺に繋がっている事例が増加しています。先日も、いじめをほのめかす遺書を残して女子中学生が自宅マンションから飛び降り自殺をする事件がありました。

【以下、産経新聞より】

「学校なんか行きたくない　皆が敵に見えるから」いじめほのめかし中２女子生徒が自殺　東京・清瀬

東京都清瀬市の市立中学校２年の女子生徒（１４）が先月１５日、いじめをほのめかす遺書を残し、自宅マンションから飛び降り自殺していたことが３日、同市教育委員会などへの取材で分かった。市教委や学校で事実関係を調べている。

　市教委や警視庁東村山署によると、女子生徒は先月１５日午前８時１０分ごろ、自宅マンション前の路上で制服姿で倒れているのを発見され、搬送先の病院で死亡が確認された。遺書の内容などから、女子生徒はマンション７階から飛び降りたとみられる。

　市教委によると、遺書は先月２６日に生徒の親が発見。Ｂ５のルーズリーフ１枚を破り取ったものに「もう私は死にたい」「学校なんか行きたくない　皆が敵に見えるから」などと手書きされ、いじめを訴える内容もつづられていた。

　学校によると、女子生徒は自殺直前も変わった様子は見られなかったという。学校は今月１日、保護者会を開き、状況を説明したほか、担任や同級生らから事情を聴いているが、これまでにいじめの事実は確認されていないという。

　市教委教育部の池田和彦参事は「中学２年生が自殺するのは、よほどのことがあったと考えられる。いじめの可能性も含め慎重に調べていく」と話している。

■市教委が公開した女子生徒の遺書は次の通り

　死にたい…
　こんな社会に生きていても　何も得しない
　もう　私は死にたい　学校なんか行きたくない　皆が敵に見えるから
　学校にいる時間　私には苦痛を感じる　２／１２（金）は私の命日になることを祝ります。（原文ママ）
　（中略）
　お父さん　お母さん　ごめんなさい
　さようなら

【以上、産経新聞より】

◆より悪質化する現代の「いじめ」の傾向とは
上記の事件は、亡くなった女子中学生の遺書が見つかったことではじめて「いじめによる自殺」という可能性が浮上したケースです。周囲の人間も「自殺直前に変わった様子はみられなかった」ということです。実際にこのようなケースは近年、増加しているといいます。それは何故でしょうか？



現代は実際に目に見えるいじめの他に、ネットいじめなども深刻化しています。ネットいじめとは、インターネットのホームページや掲示板などで、個人の悪口を書き込むことなどをいいます。最近では自己紹介するためのプロフィルサイト（プロフ）や、学校の生徒同士がつくる「裏サイト」などが、ネットいじめの舞台になっており、社会問題化しています。自分の正体を明かさず、一方的にひどい言葉を書き込み相手を攻撃する「ネットいじめ」は、これまでのいじめよりも一層悪質化しているといえるでしょう。

◆いじめ対策に行動調査を−第三者による事実確認の必要性
上記の事件の原因がネットいじめなのかはわかりません。しかし、現代のいじめは主にネットいじめが主流になっているといえるでしょう。さらに、学校内で実際に起きているいじめが、ネットを通じてさらに凶悪化していることも考えられます。このような場合は一刻も早い対処が必要です。

探偵事務所・興信所−東京探偵調査士会では、このようないじめ問題に対する行動調査をお勧めしております。子供の学校外での行動を確認することで、何かしらの異変に気付くことができるかもしれません。さらに「いじめ問題」は、当事者である学校側が事実を隠す傾向があります。その対応策としても、第三者による行動調査は非常に強い証拠能力を発揮します。現在、子供の異変にお気付きの方は、調査士会−無料電話相談センターまでご相談下さい。ご相談は２４時間無料で行っております。

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