◆東北地方での結婚詐欺が多発！
今年の三月以降、東北地方で結納金や慰謝料目当てで高額の現金を支払わせる結婚詐欺が多発しています。東北地方にお住まいの方や、身内の方が東北地方におられる方はご注意下さい。


【以下、読売新聞より】

東北で農村男性狙う「結婚詐欺」ひんぴん

　宮城県内を中心に山形、岩手の農村部で、４０〜５０歳代の独身男性に韓国籍の女性らを結婚相手として紹介し、結納金名目で高額の現金を支払わせる「結婚詐欺」が、５０件以上あったことがわかった。

　被害対策弁護団（団長・菊地修弁護士）が２６日仙台市内で記者会見を開き、公表した。一人あたりの被害額は約３００万円で、総額は１億５０００万円超とみられる。弁護団は来月２日、同市内で相談会を開き、結婚相談業者に損害賠償を求める集団訴訟を視野に調査を進める方針だ。

　弁護団の発表によると、相談があったのは宮城、山形、岩手３県の主に農村部に住む４０〜５０歳代の農業、自営業などの男性計５０人以上。今年３月以降、相談が急増した。

　相談の内容は、業者が独身男性宅を直接訪れ、「ホームステイ」と称して外国人の女性を１〜２週間滞在させ、男性と親密な関係ができた後、結納金や結婚成立料などの名目で３００〜３３０万円を請求するという。

　女性の多くは２０歳代後半〜４０歳代の韓国籍とみられ、男性に結婚する意思がなくても、業者が強引に結婚を迫ることもある。しかし、結婚直後、女性が帰国や都心部への出稼ぎを理由に現金数十万円を要求、いったん出かけると戻ってこないという。

　弁護団によると、業者は大崎市内にあるとみられる。弁護団は今後、相談を寄せた男性から聞き取り調査を行い、集団提訴を視野に入れて解決を目指す方針だ。

　菊地弁護士は、「結婚しなくても、女性への慰謝料として多額の現金を求めるなど悪質。『嫁が家に帰ってくるはず』と信じている被害者もいるが、家族が気付いて早めに相談してほしい」と呼びかけた。

　相談会は６月２日午後６時半から、仙台市青葉区一番町の仙台弁護士会館４階で開く。無料。問い合わせは、一番町法律事務所（０２２・２６２・１９０１）。

【以上、読売新聞より】


◆悪質な結婚詐欺への対策とは！
上記の様な結婚詐欺は、人の気持ちを弄んだ挙句に金品を要求するという卑劣な犯行です。東北地方にお住まいの方や、ご親族が東北地方におられる方は、くれぐれもご注意ください。またこのような犯罪は、一つの地域ではおさまらずに各地に広がる可能性もあります。東北以外の農村部にお住まいの方も注意が必要といえるでしょう。



結婚とは、両家の親族を巻き込んで行われる特別な儀式です。その為、結婚を斡旋する業者が来たとしても、まずはその業者が本当に信頼できる業者なのかを確かめる必要があります。次に、結婚相手に定めた人物を客観的な視点で知っておく必要もあります。特に相手が日本人以外の方ならば尚更のことです。これらの状況で役立つ調査項目を、「企業信用調査」及び「結婚信用調査」といいます。まさに結婚詐欺対策に特化した調査項目といえるでしょう。

◆結婚に関わる信用問題でお悩みの方は
結婚前に上記の様な「企業信用調査」や「結婚信用調査」を行っていれば、今回の被害者の方も未然に結婚詐欺は防げたかもしれません。しかし昔から「恋は盲目」と言うもので、結婚詐欺に遭われてからも信じ続けている当事者がいるように、結婚を決意した当事者は周りが見えなくなっていることが多いものです。その為「結婚信用調査」などは、当事者のご家族からの依頼が多い調査項目でもあります。
現在、結婚詐欺や結婚前の信用問題でお困りの方は、探偵事務所・興信所−東京探偵調査士会までご相談下さい。調査士会−無料電話相談センターでは、２４時間無料でご相談に応じておりますので、お近くの相談センターまでご相談下さい。

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