◆探偵を騙って脅迫する事例も多発
探偵事務所・興信所−東京探偵調査士会では、これまで探偵事務所や興信所とのトラブルに関する注意喚起を行ってまいりました。その殆どが悪徳探偵に関するものでしたが、最近ではあたかも自分が探偵であるように騙り、人を脅して騙そうとする事例も多発しております。先日も、警察官が個人探偵を名乗り、情報料・口止め料などとして現金を脅し取ろうとしたとして逮捕されました。

【以下、読売新聞より】

北海道警巡査、探偵名乗り口止め料など要求

　北海道警監察官室は６日、札幌白石署留置管理課巡査・金田智大容疑者（２８）を恐喝未遂容疑で逮捕したと発表した。

　発表によると、金田容疑者は５月２８日、札幌市内の不動産会社「常口アトム」の元社員の事件に絡み、個人探偵を名乗り、「私が仕入れる情報を内密に買って頂けないでしょうか」「会社の信用失墜などの損失も最小限に済む」などと脅す内容の手紙を同社に送り、情報料、口止め料などとして現金計３００万円を脅し取ろうとした疑い。金田容疑者は、指定する他人名義の口座に現金を振り込ませようとしたが、同社は５月３１日、道警に被害届を出した。

　元社員の男は、合鍵を使用して顧客の女性宅に侵入、乱暴したとして、４月と５月に強姦(ごうかん)などの疑いで逮捕され、公判中。金田容疑者は男と面識があった。

　調べに対し、金田容疑者は「すみません。自分がやりました」と容疑を認めているという。

　道警の渡部武夫監察官室長は「重大な不祥事で誠に申し訳なく、被害者に深くおわび申し上げます。事実関係を調査し、厳正な処分を行う」とのコメントを出した。

【以上、読売新聞より】


（例）東京探偵調査士会−東京都公安委員会 探偵業届出番号
※調査士会の現在の届出番号は「第30080303号」です。　HP上の表記はすぐに修正される予定です。

◆探偵・興信所のなりすましに騙されない為には
探偵・興信所を名乗る者から上記の様な脅迫を受けた場合、まずは「公安委員会探偵業届出番号」を確認しましょう。平成１９年に「探偵業の業務の適正化に関する法律」が施工されてから、探偵業を営む者は必ず営業所の所在地を管轄する都道府県公安委員会に、届出書を提出しなければならない決まりになっています。相手が届出番号を答えられないということであれば、それは探偵・興信所のなりすましといえます。また例え相手が届出番号を答えたとしても、それが正しいものなのか、最寄の警察署に確認をする必要があります。

◆探偵・興信所とのトラブルにお悩みの方は
現在、探偵・興信所のなりすましトラブルでお困りの方や、実際の探偵・興信所とのトラブルでお悩みの方は、探偵事務所・興信所−東京探偵調査士会までご相談下さい。調査士会−無料電話相談センターでは、２４時間無料でご相談を受け付けておりますので、トラブルを抱えている方は早い段階でご相談下さい。

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