◆非出会い系サイトで出会い？
一昔前までは「出会い系サイト」での出会いの危険性が叫ばれていました。しかし出会い系サイトが規制されてからは、「非出会い系サイト」での出会いの危険性が叫ばれるようになっています。しかも非出会い系サイトでの出会いで、未成年児童の犯罪被害数が増加していることが、警察庁のまとめで明らかになりました。

【以下、産経新聞より】

非出会い系サイトの児童被害増加　大手携帯ゲームサイトが突出

　平成２２年に不特定の人と連絡が取り合えるゲームサイトやプロフィルサイトなど「非出会い系」と呼ばれるコミュニティーサイトを通じて犯罪の被害に遭った１８歳未満の児童は前年より９．１％多い１２３９人に上り、増加を続けていることが１７日、警察庁のまとめで分かった。半期ベースでも下半期が上半期を上回っており、事業者側の対策の効果が上がっていない実態が浮き彫りになっている。

　まとめによると、被害の罪種別は、青少年保護育成条例違反が７７２人（６．２％増）、児童買春２１４人（８．５％減）、児童ポルノ１８０人（７８．２％増）。年齢別では１６歳が３３７人でトップ、１７歳（２７８人）、１５歳（２６２人）と続いた。１２歳以下も３４人いたという。

　きっかけになったサイト別では、大手携帯ゲームサイトが３７８人（２１２人増）と突出。このサイトを含む被害児童数上位７サイトが、第三者機関のモバイルコンテンツ審査・運用監視機構（ＥＭＡ）から「健全」と認定されており、認定サイトが全体の５７．１％を占めた。

　ＥＭＡによると、このゲームサイトは昨年秋からミニメールの内容の監視をスタートさせるなど、事業者側も対策を強化。ＥＭＡも認定基準の見直しを順次行っている。しかし、認定サイトから別の未認定サイトに誘導されるケースも目立つという。

　警察庁は「事業者側も一定の取り組みを進めており、効果が現れるまでもう少し時間がかかるのでは」と指摘。今後は関係省庁と連携し、有害サイトをブロックするフィルタリングの１００％普及促進や、会員同士のミニメールの監視強化など事業者の自主的取り組みを支援する方針。

　一方、出会い系サイトに起因する事件は減少を続けている。被害に遭った児童は４３．９％減の２５４人で、罪種では児童買春（１５１人）が最多。検挙した１０２５件（１４．８％減）のうち４０４件が出会い系サイト規制法違反（禁止誘引行為）で、２８４件が児童からの誘引だったという。

【以下、産経新聞より】



◆未成年児童被害の現状
このように、現在ではサイト側が監視強化をしているにも関わらず、非出会い系サイトを隠れ蓑として様々な出会いが個人間で行われている模様です。これが社会通念上健全な出会いであれば問題ありませんが、犯罪被害にあってしまう未成年児童が増加しているのです。
親の気持ちとして「うちの子に限って…」という気持ちもよくわかります。しかし、現在では携帯電話ひとつあれば様々なサイトにアクセスできてしまいます。そのほか、漫画喫茶やインターネットカフェなどを利用することで、容易にサイトの閲覧・書き込みが出来てしまいます。そのため、親が子供の身辺状況に気付けないことが殆どなのです。

◆不審な場合は「行動調査」を
家族の誰かに不審な点が見られた時の対策には、探偵・興信所が行う「行動調査」が効果的です。行動調査は、調査員が依頼者の目となり、その日の対象者の行動を映像に収めて報告することが可能だからです。
もしも家族、特に子供に不審な点が見られた場合には、早い段階で探偵・興信所−東京探偵調査士会までご相談下さい。調査士会−無料電話相談センターでは、24時間無料で各種行動調査のご相談に応じておりますので、現状の様子や情報をまとめた上でご連絡下さい。


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