◆放置しておくと恐ろしいストーカー行為
ストーカー被害は、放置したり中途半端な対応をしていると大きな事件に発展してしまう可能性があります。探偵・興信所−東京探偵調査士会では、長年ストーカー対策についての警鐘を鳴らしてきましたが、先日もストーカー行為からの殺人事件と思われる悲しいニュースが流れました。


【以下、産経新聞より】

母娘殺害、３０代男を逮捕へ　交際トラブルか

　大阪市平野区で起きた母娘殺害事件は、発生から２週間となる８日、急展開をみせた。平野署捜査本部は、山下香代子さん（６１）と次女の裕美さん（２７）に対する殺人容疑で、裕美さんの元交際相手の男の事情聴取に踏み切った。事件前、たびたび周囲に元交際相手についての悩みを漏らしていた裕美さん。「元交際相手との間に何があったのか」。不安を募らせる裕美さんの姿をみていた知人らは、捜査の行方を見守っている。

　大阪市生野区にある元交際相手の自宅マンションでは、８日朝から捜査員らが出入りし、事件への関与を裏付けるため室内を調べるなど、あわただしい雰囲気に包まれた。

　「以前、付き合っていた人からしつこくされている」。友人らによると、裕美さんは事件の数日前、こう打ち明けていた。

　男とはすでに別れていたが、裕美さんは何度か復縁を迫られていたという。しかし、裕美さんは断っており、友人らの間では事件後、こうした交際をめぐるトラブルが事件の背景にあるのではないかとささやかれていた。

　裕美さんが５月まで働いていた職場で同僚だった知人は「裕美さんは『元交際相手から携帯電話の電池がなくなるまでメールを送られた』『別れるために数十万円かかった』などと悩んでいた」と証言する。

　裕美さんはこの職場に出勤する際、途中で何者かに殴られ、顔から出血したこともあった。

　知人は、裕美さんが元交際相手との悩みを漏らしていたことと合わせ、裕美さんの身の危険を案じていたという。

　一方、事件前夜、裕美さんの自宅に元交際相手とみられる不審な来訪者があったほか、事件前から自宅周辺で、一日中座り込んで携帯電話を操作する男が目撃されており、府警が事件との関連を調べていた。

【以上、産経新聞より】



◆ストーカーの特徴とは
この元交際相手の男は、自分の携帯電話が着信拒否をされると友人の携帯電話を借りてまで被害者に連絡をしていたという情報もあります。このことからもわかるように、ストーカー行為に及んでいる者は通常の判断基準を失っています。つまり、普通に対処していたのでは埒が明かないのです。
ストーカーの相手が元交際相手だと、つい「いつかわかってくれるはず」などと思いがちです。しかし相手はその隙に入り込み自分の要求のみを強要してきます。それが、ストーカーなのです。

◆ストーカー被害にお困りの方は
現在、ストーカー被害にお困りの方は早い段階で専門家にご相談されることをお勧めいたします。
探偵・興信所−東京探偵調査士会では「ストーカー調査・いやがらせ調査」によって、ストーカー被害を抑えることが可能です。悪質なストーカー被害にお困りの方は、決して相手に隙を見せてはいけません。相手の接触行為に対して迷惑だと感じた時点で、調査士会−無料電話相談センターまでご相談下さい。無料相談は24時間無料でご相談に応じておりますので、決して一人で悩まずにご連絡下さい。


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