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◆迷惑電話がエスカレートした例
いたずら電話をかけてこられた経験のある方は多いと思います。一度や二度ならそれほど気になることもないと思いますが、それが毎日毎晩、時間を問わずと言うことになると、精神的な被害も甚大なものになります。そのようないたずら電話は、相手の反応を見て面白がり、エスカレートしてしまうようです。
先日も、迷惑電話を6万回かけ続けた男が逮捕されました。
【以下、釧路新聞より】
■迷惑電話6万回/ストーカー容疑で64歳男を逮捕
釧路署は23日、ストーカー規制法違反の疑いで釧路市貝塚1、無職荒谷勇容疑者(64)を逮捕した。調べによると、荒谷容疑者は今年4月9日から6月13日まで、一方的に好意を抱いた、釧路管内の女性団体職員(40)の携帯電話に、70回にわたり連続して電話をかけた疑い。荒谷容疑者は調べに対し「寂しさから女性のことが忘れられず電話した」と容疑を認めている。 同署によると、荒谷容疑者は、女性が2006年2月まで勤務していた飲食店の常連客で、女性が同店を辞めた直後から、執拗(しつよう)に「好きだ」などのメールや電話をかけていた。荒谷容疑者は女性に対し、1日に100回以上の電話をかけており、06年2月から今年5月までの電話回数は6万回以上にのぼるとみられる。
【以上、釧路新聞より】
いたずら電話をかけるのは、若い男というイメージを持っている人も多いかもしれませんが、64歳の男がこのような行為に及ぶ事もあるのです。
そして、このような身勝手な男によって、6万回以上も迷惑電話をかけ続けられた女性の、精神的苦痛は想像を絶するものといえるでしょう。
◆すべてはたった1本のいたずら電話から始まる
6万回という常軌を逸した犯行も、すべてはたった1本の電話から始まります。
「1週間に1本だからいいや」「単なる無言電話だから気にしないでいいだろう」という、気持ちのゆるみが、6万回のような異常な回数に繋がるのです。
もし、最近迷惑電話が多いとお思いの方は、少しでも早く専門家に相談してください。
早めの対策が、異常な犯罪に巻き込まれることを防ぐのです。
調査士会−無料相談センターでは、迷惑電話などの迷惑行為にお悩みの方の相談をお受けしています。無料相談窓口では24時間体制でご相談をお受けしています。
迷惑行為を軽く扱わず、必ず最寄の調査士会までご相談ください。
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