◆いじめの悪質化
いじめが原因の子供の自殺、というニュースをよく耳にします。
子供たちはいじめに耐えきれず、教師にも家族にも相談できず自殺してしまうのです。
昔のいじめは、何人かで無視するといった程度のもので、いじめる側、いじめられる側とも関係ない他の生徒が親などに知らせ、解決することができました。そして、いじめる側も、これ以上やってはいけないという感覚を持っていました。しかし、現在のいじめは、いじめる側にこれ以上やってはいけないという感覚がなくなってきており、いじめられる子供を自殺に追い込むまでエスカレートしてしまうことが多くなっているといえるでしょう。

◆ネットや携帯の普及によるいじめの増加
その原因のひとつに、インターネットやメールの普及が考えられます。
メールは個人の携帯から個人の携帯へ送信するものなので、そこでどんなに激しい中傷などが行なわれても、周囲の人間は気づくことができません。また、中傷するメールを送る側は、実際に相手の目の前で悪口を言うわけではないので、自分がどれほどのことをしているのか、その感覚がなくなってしまいがちです。しかし、メールを送られる側にとっては、目の前で悪口を言われたこととなんら変わりはないのです。



また、「学校裏サイト」と呼ばれる、学校の公式ではない生徒のためだけの掲示板がネット上には多数存在しています。しかし、学校裏サイトの存在を学校側も父兄も把握していないことも多く、学校裏サイトでのいじめも社会的に深刻化しています。

◆いじめ問題の解決
これらのいじめを防ぐには、周囲のおとなたちが、子供からのサインを見逃さないようにすることが大切です。「服が汚れている」「お小遣いを多くせがむようになった」「悩んでいるような雰囲気がする」といった小さなサインを見逃さないようにしなければいけません。
そのようなサインを感じ取った時は、すぐに専門家に相談してください。いじめ問題の解決は、事実の確認から始まります。もし、いじめの事実がなければそれに越したことはありません。しかし、いじめがあった場合は、その客観的な証拠を押さえ、それを元に学校側へ相談をしたり、場合によっては法的な対処をとるなどの必要があります。
東京探偵調査士会では、行動調査・データ調査などの技術を使い、いじめ問題解決のための事実の確認を行なっております。いじめは客観的な事実をつかみ、対応すれば解決できる問題です。
調査士会無料相談センターでは２４時間ご相談をお受けしておりますので、いじめ問題でお悩みの方は必ずご相談ください。

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