◆離婚問題におけるＤＶとは？
ドメスティック・バイオレンスのことを言います。離婚問題において、ＤＶすなわち家庭内暴力は、悪の典型として扱われ、決定的な離婚理由にもなります。配偶者に怪我などを負わされた場合には、 医師に診断書を出してもらうなどし、その状況を証明することが大切です。

◆昔の日本では無視されてきたＤＶ
かつて日本では、夫から妻に振るわれる暴力は、家庭内の問題だから、特別取り上げる必要はないという考え方が主流でした。このため、警察に暴力の被害を訴えても「家庭内の問題には関わらない」という態度をとられてしまい、多くの女性が泣き寝入りをしてきました。その結果、殺人や自殺などの事件にまで発展する「最悪のケース」も増加していきました。

◆暴力防止と被害者の保護に関する法律−ＤＶ法
このような背景もあり、女性に対する暴力は『男女間の不平等な力関係の表れであり、これが男性の女性に対する支配および差別ならびに十分な地位向上の妨害につながってきた』ということが主張されるようになりました。そしてこの状況を改善するべく、「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律」というＤＶ法が制定されたのです。



ＤＶ法では、保護命令といって、被害者が配偶者からの暴力によりその生命または身体に重大な危害を受ける恐れが大きいときに、被害者の申立により、裁判所は、一定期間、加害者を被害者から引き離す命令を発することができます。

◆ＤＶによる離婚をお考えの方は
しかしＤＶ被害者の方は、加害者からの精神的圧力をかけられている為、なかなか病院に行ったり警察に駆け込むなどの緊急避難が難しいというのが現状です。最近ではそのような状況の中、電話やインターネットで専門家などの第三者機関に相談し、ＤＶ問題の解決をはかることが多くなりました。
探偵事務所・興信所−東京探偵調査士会では、ＤＶに対する事実確認や状況証拠などの情報収集も行っております。ＤＶ問題は、まずは被害者からのＳＯＳがない限り解決はできません。
現在、配偶者からのＤＶにお悩みの方や、ＤＶ問題による離婚をお考えの方は、一刻も早い段階で調査士会−無料電話相談センターまでご相談ください。

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