この世に「人間」と「お金」がある限り、金銭トラブルはなくならないといわれています。
同じように、人間に「男」と「女」がある限り、男女間トラブルというものはなくならないでしょう。
最近も、一人の女性を巡り男性同士がケンカになり一人が死亡する事件が起きました。


【以下、時事通信より】

短刀で切られ男性死亡＝男を殺人未遂容疑で逮捕―広島県警

　31日午後11時20分ごろ、広島市安芸区矢野東のマンションで「女性が助けを求めてきた」と近所の男性から110番があった。広島県警海田署員が駆け付けると、2階の一室で建設作業員野地耕造さん（53）＝同県熊野町出来庭＝が首を切られており、病院に運ばれたが死亡が確認された。
　同署は、殺人未遂容疑で現場にいた自称工員の中上陽三容疑者（56）＝同区阿戸町＝を現行犯逮捕した。血の付いた全長25〜30センチの短刀を持っており、「刺したのは間違いない」と容疑を認めているという。
　同署によると、中上容疑者は、この部屋の住人で野地さんと交際していた40代女性の元交際相手。マンションを訪ね、居合わせた野地さんとけんかになったという。同署は交際トラブルとみて、容疑を殺人に切り替え動機などを調べる。　

【以上、時事通信より】

男女トラブルというと、恐らく「男と女のいざこざ」と捉える人が多いと思います。
しかし、このように三角関係での男女トラブル事案も同じくらいの件数で存在するものです。



現に調査士会にも、このような三角関係の男女間トラブルのご相談は後を絶えません。
まだ既婚者による三角関係であれば、浮気調査を行い不貞行為の証拠を押さえたうえで、ある程度法的に解決が出来るものです。しかし、婚姻関係にない男女間での三角関係は、法で縛ることができないのでより一層問題を複雑にします。その問題の全てを占めるものが「個人の感情」でしかないからです。

感情のみで人が言い争いをすれば、それは感情論のぶつけ合いになります。
そうなってしまえば、男性同士は激しいケンカになってしまうものでしょう。

しかしこのときの「感情」を紐解いてみることが、問題解決への近道といえるのではないでしょうか？
何故ならば、お互いの主張は「自分のパートナーをとられた」という同じ内容のものだからです。
同じ想いを抱いているのならば、その正当性を客観的に判断することが出来れば問題解決へ近づくはずです。つまりどちらが正当に交際をしていたかを、客観的な事実証拠をもとに話しあうべきなのです。

また三角関係問題のときに置き去りにされがちなのが、三角形の頂点にいる人物（上記の報道であれば女性）の気持ちです。本来はこの人物の気持ちこそを重視して問題を解決すべきです。
しかし既に感情が沸いてしまっている場合、その行為が逆効果になりかねません。
最悪の場合、双方の怒りがその人物に向いてしまうことがあるからです。そのような時は、ストーカー対策と同じように第三者の代理を立てて双方とケジメをつけることをお勧めいたします。

先述したように、婚姻関係のない男女トラブルは感情的になり非常に危険です。
ただの男女間でのいざこざだからと言って放置しておくと、上記の報道のような凶悪事件になってしまっても、なんらおかしくありません。そうなる前に適切な対処が必要です。

調査士会−無料電話相談センターでは、随時男女間でのトラブル対策調査のご相談を受け付けております。当会では専属の顧問弁護士がおりますので、代理交渉や示談などになった場合でも、スムーズに対応することが可能です。現在男女間のトラブルでお困りの方は、最悪の事態を迎えるまえにご相談ください。




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