「現代の盗撮・盗聴被害−被害が拡大する理由と、その深刻さとは？」でも記しているように、盗撮被害は年々増え続け、被害状況も日々エスカレートしている状況です。
その手口も様々なものがあり、被害に遭っている本人でも全く気が付かないケースが後を絶ちません。
以下は、当会に寄せられた盗撮被害事例です。

盗撮被害事例１　（20代女性のケース）
いつものように何気なくネット上をサーフィンしていると、アダルトサイトに流れ着いてしまいました。
すぐにウインドウを閉じようとしたとき、私の目に入ってきたものは、どこか見覚えのある景色でした。
よくよく見ると、それは自分の画像や動画が掲載されているページでした。
内容を確認すると自宅での盗撮画像だったのです。
その後は怖くなり、ひとりで生活できなくなりました。




盗撮被害事例２　（30代女性のケース）
ある日、彼氏から突然呼び出されました。
深刻な表情で『この説明をしてくれ』とPCのアダルトサイト画面を見せられました。
そこに映っていたのは、とある男性と自分との情事の模様でした。
それは数年前のもので、隠し撮りのようなカタチで撮影されているものでした。
相手の男性には街で声をかけられ意気投合し、若気の至りでそのような行為をしてしまったのですが…まさか盗撮されているとは思いもよりませんでした。しかもDVDになって売り物にされているなんて…



彼氏には交際前であったことや、事の真実を誠心誠意説明しましたが、結局それがきっかけで破局することになりました。その後、私は周りの男性の目が怖くなり外出することが困難になりました。
今でも精神科に通院しています。

上記のようなインターネットを介した盗撮被害はこの10年で軒並み増加しています。
しかも一度ネット上に出回ってしまった画像や動画などは、完全に取り消すことは不可能だといわれています。そのため、時が経つにつれて被害が拡大してしまうのです。

当然盗撮された本人は、いつの間に盗撮されていたのかも分からないため、その画像や動画がネット上に晒されているとは思いもしません。そしてその事実に気付いた後は、不特定多数の人に見られてしまっているという恐怖を感じ、精神的に深刻なダメージを受けているケースが目立ちます。

盗撮被害に遭う事を注意するのは難しいことですが、生活する中で何か違和感を感じる場合や、普段と部屋の様子が違う、物（下着や衣類）がなくなっている、他人の態度がよそよそしいなど、些細なことでも異常を感じたら直ぐに専門家に相談される事をお勧めします。調査士会−無料電話相談センターでは、24時間無料で盗撮被害や盗聴被害のご相談を受け付けております。
被害が拡大してからでは、手遅れになるケースもありますので、お早めにご相談下さい。


※盗撮・盗聴の被害にあわれている可能性のある方は、電話相談よりもメール相談やＦＡＸ相談の方がより安全ですので、ご利用ください。

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