家族の失踪は、ある日突然発生します。そしてその件数は、未だに増え続けています。
残された側にとっては大変不思議な現象と捉えがちですが、失踪をした本人には必ず何らかの失踪原因が存在します。

それは失踪者本人にしかわからない事でもありますが、何らかの原因によって追い詰められてしまった結果、失踪に繋がっているケースが殆どです。

失踪を未然に防ぐのであれば、普段の生活の中で注意深く本人と接することで回避することは出来るでしょう。そして何か不自然な点を感じたり、失踪をしてしまった後は、その原因は何であるのか冷静に考えてみる必要があります。

失踪者の部屋や持ち物には本人に関する情報が残されていることが非常に多いものです。
家族が失踪してしまった場合、まずは本人の残していった物をじっくりと確認してみましょう。
パソコンや雑誌類、衣類の状況やゴミ箱など、何らかの重大なヒントが隠れているかもしれません。

残された荷物や本人の身の回りを確認したら、失踪した本人になったつもりで、どこへ向かうかを想像してみましょう。血の繋がった家族であれば何処かしら共通点があるものです。もし自分が失踪するとすれば、何を持って行き、何処へ向かうかを考え想像することでヒントを得ることが出来るかも知れません。

またご家族にしかわからない思い出の場所や、印象深い場所、本人が大切に想っていた場所などがあるはずです。それらをひとつずつリストアップしてみることも大切です。
大事なことは、どんなに小さいことでも可能性がある限り切り捨てないことです。

上記の通り、失踪者の失踪原因を考え、残されたヒントから様々な状況を想定し、家族だからこそわかる行き先の予測を立てたら、次は実際に自分の足で探しだしてみることです。
失踪後、家出後にすぐ探偵・興信所へ依頼される方もいらっしゃいますが、調査料金を抑えるためにも、自分で出来ることはやっておくことが大切です。

それでも見つからない場合や、捜索・発見が困難だと思われる場合は、探偵・興信所などの専門家に相談・依頼をしましょう。探偵・興信所は人探しのプロなので、独自の情報網や捜索のノウハウを持ち合わせています。個人での発見が難しい場合は、早い段階で相談されることをお勧めいたします。
また上記の手順で集めた情報は、調査依頼をする際の貴重な事前情報になります。
その情報をしっかりとまとめて相談をすることで、より正確な料金見積もりが期待できるでしょう。

当然、調査士会でも失踪調査・家出人調査のご相談を受け付けております。
失踪や家出は発生してからの時間と発見率が反比例するといわれています。
つまり時間が経てば経つほど、発見が困難になってしまうのです。
そうならないためにも、調査士会−無料電話相談センターでは、24時間無料で人探しの専門家がご相談を受け付けております。家族や身近な人の失踪でお困りの方は、ご相談ください。



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