インターネット上には、家出希望者が集まり情報交換をするようなホームページが存在します。
そこに登録しているのは、ほとんどが１０代の少女たちなのです。その中には「家出したけどつかまってしまった」、「過去に２回失敗、今も家出したい」などの言葉が並んでいます。また現在の家出少女は、出会い系サイトに登録して宿泊先やその相手をみつけるという手法も目立ってきています。

このように、現代における子供の家出に関する情報源は、携帯電話やスマートフォンで閲覧が出来るインターネット上のサイトなどが主流になっています。つまり、いつでも・誰でも・すぐに・家出に関する情報を入手できる状況であるといえるのです。

また、その家出少女達を狙う悪質な大人たちがいることも紛れもない事実です。
例えばサイト上に家出少女と肉体関係を持つための方法や、いいくるめる方法、その体験談を載せていたり、無料のチャット機能があるサイトなどで家出少女を募っている者さえいます。



これらは完全に公序良俗に反した書き込みといえるでしょう。しかしながら未成年と性交渉を行うことを犯罪行為と知っていながら、サイトに扇動するような文言を書く成人男性がいるのが現実なのです。

夏休みが近くなるこの時期は、東京の渋谷や大阪のミナミなどの繁華街では、深夜にもかかわらず家出少女がたむろしている姿がよく見られます。彼女達は「家には帰りたくない、しかしお金がないので泊まる場所がない」という子ばかりです。そのような状況から、出会い系サイトに登録して泊めてくれる人を探すのです。

若い女性と肉体関係を求める男性側からしたら、当然そのような状況に目をつけないはずがありません。

これらの状況を知らない親御さんは、子供の家出を「友達の家でも泊まり歩いているのだろう」と、ただの無断外泊のように考えがちです。その間に子供は危険な目に遭っているかもしれません。



このような子供の家出状態が発覚した場合、まず警察に家出人捜索願いを届け出ることが大切です。ただしこの届出を済ませたからと言って安心してはいけません。何故なら誘拐や殺人といった事件性の高い事案でない限り、警察は本格的に捜査をすることはないからです。偶然、深夜にたむろしているところを補導したり、職務質問などで身分が判明すれば保護してくれることでしょう。しかし、例えば誰かの家に合意のうえで泊まっていた場合などは、まず補導されることはないのです。

その点、探偵・興信所などの人探しの専門家であれば、対象となる人物を積極的に探すことが可能です。家出後にいるであろう現場周辺に複数人の調査員を投入する人海戦術から、聞き込み調査や各関係者とのコネクションによっても捜索することが可能になります。

このことからも子供が家出をしてしまった場合は、警察への届出を済ませてから、早急に人探しの専門家へご相談されることをお勧めいたします。勿論、調査士会でも未成年の家出調査に関するご相談に対応しております。全国の調査士－無料電話相談センターでは、24時間無料で子供の家出に関するご相談をお受けしています。危険なトラブルに巻き込まれる前に、早い段階でご相談ください


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