近年、不況などの影響もあり、国内の失踪者・行方不明者は増加の傾向にあります。
その詳細な理由としては様々なものがあり、一つに断定する事はできません。

しかし、自発的な失踪者・行方不明者には共通している事が一つだけあります。
それは、「何らかの止むを得ない事情により追い詰められ、精神的に通常の判断を出来る状態ではなかった」ということです。

今、あなた自身が失踪してしまう事を想像してみてください。

・　これまで育ててくれた両親
・　一つ屋根の下でともに育ってきた兄弟
・　一緒に思い出を作ってきた友人
・　お世話になった人
・　勤務先の関係者

ほとんどの人が、上記のような人たちの顔を思い浮かべることでしょう。
そして次に、その人達に及ぶ迷惑のことを想像して踏みとどまるはずです。



しかし、実際に失踪してしまった方は、そうではなかったのです。
自分の身の回りの人達の顔を思い浮かべても、その人達に及ぶ迷惑を鑑みても、それでも失踪を決意してしまうような精神状態にあったと言えるのです。

言い換えてみれば、失踪者は自暴自棄になっているといえるかもしれません。
全てが嫌になり、１度人生をリセットしたいという願望を抱いているのでしょう。
そしてそのような願望を抱いている場合、最悪の決断をしかねません。

だからこそ、残された人達は懸命に発見してあげなければなりません。
あらゆる手を尽くして探し出し、「失踪しても何も解決はしないこと」　「一人では何も解決しない事」　「皆のサポートで解決できる事」などを伝えてあげなければなりません。そしてきっと失踪者自身も、深層心理ではそれを望んでいるはずです。

身近な方が失踪してしまった場合は、最悪の事態に陥る前に、まずは警察に届出を提出し、専門家に相談してください。きっとあなたの助けになるはずです。

そして人探しの世界では、失踪発生後は時間と発見率が反比例するといわれています。つまり、早く捜索を開始できればそれだけ発見率も上昇するということです。失踪発生後、捜索の初動タイミングが発見の鍵を握っていると言っても過言ではありません。

失踪者・行方不明者は待っているだけでは見つかりません。きっとあなたの迎えを待っています。身近な方が最悪の結末を迎えることのないよう、失踪発生後は速やかに調査士会−無料電話相談センターまでご連絡下さい。２４時間無料でご相談を受け付けております。

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