出会い喫茶とは？

出会い喫茶というサービスをご存知でしょうか？
出会い喫茶とは、男性と女性が直接顔を合わせて会話する場を提供する会員制のお店のことです。
「出会い系喫茶」、「出会いカフェ」、「トークカフェ」などとも呼ばれることがあります。

出会い喫茶の店内

出会い喫茶は、店内は普通のマンガ喫茶のようになっています。
そして女性は無料でインターネットやマンガを利用でき、軽食もとれます。

しかし普通のマンガ喫茶と違うところは、その女性達のいるスペースはマジックミラーなどで仕切られており、その反対側から男性が女性の顔やプロポーションなどを確認することができるようになっているところです。


（男性客側から見た出会い喫茶店内）

出会い喫茶の料金形態

女性はインターネット使い放題、マンガ読み放題、ドリンク飲み放題を無料で利用でき、男性はそんな女性たちを客観的に見て気に入った女性がいれば、店側に料金を支払い部屋を移動して女性と個人的に話すことができます。気が合えば別料金を支払い、そのまま店外デートに行くことまで出来てしまいます。
店舗の収入は、男性会員が入会時に支払う入会費、入店ごとに支払う入店費、女性とともに外出する際に支払う外出費などで成り立っています。

出会い喫茶の様々な問題点とは

以上の概要でわかるように、女性が無料で快適な空間を利用できることから、出会い喫茶は家出をしている少女たちの格好の居場所になってしまっている現状があります。
そして何よりも問題なのが、店外デートを称した売春行為の温床になってしまっていることです。

出会い喫茶から売春行為へ

元々売春行為をするつもりがなかった普通の女性でも、店外デートの際に男性側からもらう「謝礼金」という形態に目がくらみ、そのまま肉体関係まで許してしまうケースがあるようです。
これがお金に困っている家出少女だった場合、その結果がどうなるかは火を見るよりも明らかでしょう。

出会い喫茶も法律で規制されたものの

2010年12月31日まで出会い喫茶は、直接女性が男性を接待することがないので、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律に該当しませんでした。しかし児童買春の温床となっている実態から、警察庁では出会い喫茶を風営法の規制対象にする方針を固めました。その後2010年7月4日に風営法施行令が改正、2011年1月1日より施行されたことにより、出会い喫茶も風営法の適用対象となりました。



これにより、以前よりは18歳未満の立ち入りや、営業地域、営業時間、広告宣伝などが全国的に規制されたものの、未だに売春目的の男性が来店し、日夜女性とそのような交渉を秘密裏に行えてしまう場所であるというのが現状でしょう。

昔とは違う現代の家出

このように、現代は家出少女たちが依存できる場所が無数に存在している現状です。
そしてお金に困っている家出少女達を狙って犯罪行為を行おうとしている男性も多くおり、そのような情報の拡散・収集も簡単に行えてしまう時代です。

家出の早期対策の必要性

そのため子供の家出が発生したときは、「友だちの家にでも泊まっているのだろう」などと簡単に考えず、早い段階で捜索・発見をする必要があります。何故なら未成年は社会経験の乏しさから適切な判断能力が身についておらず、自らの悪意がなくとも犯罪や事件・事故に巻き込まれてしまう可能性が高いからです。

少女の家出問題に関する相談先

調査士会では未成年の子供による家出問題でお困りの方のご相談をお受けしております。
調査士会−無料電話相談センターでは、２４時間ご相談をお受けしております。大切な子供がトラブルに巻き込まれてしまう前に、早急にご相談ください。

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